INTERVIEW先輩社員たち

2018年新卒入社

機側担当(フライト担当)

航空貨物って、どうやって運んでいるんだろう?

航空貨物って、どうやって運んでいるんだろう?

僕は千葉県旭市の農業高校出身です。両親の知り合いにアジアの人が多くて、よく成田空港に見送りに来ていました。そのとき、飛行機にコンテナを積み込んでいるのを見て、『荷物って、どうやって海外に届けているのかな?』と疑問を感じたのです。たまたま同級生が「友だちが航空貨物の会社で働いているよ」と当社を教えてくれて、会社見学に参加してみました。ものすごい量のいろいろな貨物を飛行機に乗せていて、こんなダイナミックな仕事があるんだとびっくりして、自分もやってみたいと思ったのです。マンションのような社員寮があるのも良かったですね。ひとり暮らしをしてみたかったので、寮費もすごく安いし、ここならやっていけると思いました。

ドーリーをぴったりセットできたときの快感がたまらない。

ドーリーをぴったりセットできたときの快感がたまらない。

「機側担当」は文字どおり、飛行機の両側にある扉から機内に貨物を積み込んだり、機内から積み下ろしたりする仕事です。ただ新人の僕には、まだ積み込み・積み下ろしは難しくて、主にトーイング・トラクター(けん引車)の運転をしています。トラクターでドーリー(大型の台車)を引っ張り、積み込み・積み下ろしをする機械の荷台にぴったりセットする作業です。最初は、ドーリーをまっすぐ引っ張るのも大変でしたが、先輩が同乗して教えてくれたおかげで、今では空のドーリーなら最大6台を連結して動かせるようになりました。いちばんは、ドーリーを荷台に横付けしたり後ろ付けする技で、一発で1センチの誤差もなくうまくできたときは、心の中でガッツポーズ!ですよ(笑)。

一日のスケジュール

12:00

出社

シフト勤務なので、日によって出社の時間が変わります。今日は12時からで、ゆっくり起きて朝ご飯を食べました。

13:00

貨物便が到着

中国の青島(チンタオ)からエアライン所有のフレーター(貨物専用機)が到着。チームで役割を分担して積み下ろし開始。

15:00

積み下ろし完了

貨物の量にもよりますが、ひと便の積み下ろし時間は準備を含めて2時間ほど。積み込みもほぼ同じです。

16:00

積み込み

今度は夜に出発するフレーターに、貨物を積み込みました。今回も僕は、ドーリーのけん引を担当。

18:00

夕食

今日はコンビニのお弁当。休憩室には自販機があり、お弁当屋さんも回ってくるので、メニュー豊富です。

19:15

積み込み

本日2回目の積み込み作業。平均して一日に3回、積み込みまたは積み下ろしを担当します。

21:30

退社

空港から事務所へ、事務所から寮へ、送迎バスがあるのでラクラク。後はお風呂へ入って、お休みなさい。

次はローダーで積み込み・積み下ろしができるように。

やっぱり一日でも早く、飛行機に密着して貨物の積み込み・積み下ろしをする「本当の機側担当」になりたいですね。ハイリフトローダーやメインデッキローダーと言って、荷台に貨物をのせて昇降する飛行機専用のビッグなマシンを操作して作業をするので、他では経験できない仕事だし、先輩たちが簡単そうに動かしているのを見ると、それはもうカッコよくてあこがれですよ。なにより当社では、小さな車や機械からだんだん大きなものに、順番にトレーニングを受けて社内資格を取れるようになっています。そうそう、入社したときは運転免許取り立てだった僕が、半年後にはトーイング・トラクターを普通に運転しているのですから、これからますます成長できると期待しています。